臆病カミツルギのすゝめ【単体紹介】
こんにちは、カーブと申します。
別にS9で結果を残した人間というわけではありませんが、
採用していたカミツルギが3タテ量産機だったので単体で紹介させていただきます。
(ちゃんとした考察・育成論というよりは使用感記事だと思ってお読みください)
個体詳細
ステータス
性格 おくびょう(素早さアップ / 攻撃ダウン)
特性 ビーストブースト
実数値 149-176-151-x-69-177
個体値 31- 21 -31-x-31-31
技構成 リーフブレード/スマートホーン/つじぎり/つるぎのまい
持ち物 アクZ
3行でわかるおくびょうカミツルギ
・A個体値を21に落としてSに特化させることで、ビーストブーストでSが上がる型
・S上昇のおかげで通常なら上から縛られる相手を逆に縛れる
・火力は低めなので積み技などで補う必要がある
運用について
採用理由
メガリザードンXを軸にしたPTを運用していたところ、
メガギャラドス、カプ・レヒレ、ミミッキュ、ランドロスなどが重く感じることが多かった事から採用に至りました。
レヒレの被選出率が体感で1000000%ほどあり、レヒレを絶対起点にしたいと思い育てました。
HDにがっつり振ることで、レヒレの前でほぼ確実に剣舞が積めるようにしてあります。(※急所と瞑想型は除く)
(※S9で遂にカプ系の使用率1位に踊り出た†最強の守り神†)
基本運用
レヒレやギャラドス、ナットレイなどの前で剣舞を積み、場合によっては交換読みでアクZを切ってアドバンテージを取っていきます。
カミツルギのDが紙なのはあまりにも有名で、特にC振ってるタイプのレヒレからは突っ張られることが多かったです。
ダメージ計算
■ A方面(下降補正A21無振り=実数値176)
無振りメガギャラドス:確2(82.3%〜98.8%)
無振りギャラドス:確2(53.5%〜63.5%)
非弱点ゲッコウガ:確2(70%〜83.6%)
無振り霊ランドロス:確2(50%〜59.1%)
HB特化スイクン:乱数2発(49.2%〜57.9%)
HB特化レヒレ:確2(57.6%〜67.7%)
HB特化ドヒドイデ:確定4発(26.7%〜31.2%)
・スマートホーン
無振りミミッキュ:確1(107.6%〜129.2%)
無振りカプ・テテフ:確1(103.4%〜121.3%)
・Zつじぎり
H252メガゲンガー:確1(111.3%〜131.7%)
H252ギルガルド盾:確2(65.8%〜77.8%)
無振りメガメタグロス:確2(70.9%〜83.8%)
H252ナットレイ:確3(34.2%〜40.3%)
■B方面(H116振り)
A特化マンムーのばかぢから:確定耐え(80.5%〜95.3%)
A特化ナットレイのジャイロボール:乱3(30.2%〜35.5%)
A特化霊ランドロスのじしん:確2(54.3%~64.4%)
A特化メガメタグロスのれいとうパンチ:確3(35.5%〜42.2%)
A特化メガギャラドスのじしん:確3(38.2%〜45.6%)
A特化ギャラドスの1舞Zとびはねる:無理(106.7%〜125.5%)
■D方面(H116-D140振り)
C252ゲッコウガのZハイドロカノン:最大乱数以外耐え(84.5%〜100%)
C特化カプ・レヒレのZハイドロポンプ:確定耐え(81.2%〜95.9%)
C特化カプ・レヒレの眼鏡ハイドロポンプ:確定耐え(73.8%〜86.5%)
C252ゲッコウガの一致れいとうビーム:確定耐え(76.5%〜90.6%)
C特化カプ・テテフのPFサイコキネシス:確定耐え(73.8%〜87.2%)
C252メガゲンガーのシャドーボール:無理(97.3%〜115.4%)
C特化ミミッキュのめざめるパワー炎:確定1発(102%〜120.8%)
雑感
一見して分かるとおり、舞わない場合は明らかに火力が不足します。
仮想敵に死に出しして、しっかりつるぎのまいを積む必要があることがよくわかるかと思います。
メガメタグロスやギルガルドはカミツルギ受けとしてホイホイ投げられるので、剣舞さえ積めてしまえばZつじぎりから3タテルートに入ることは少なくありませんでした。
特に今シーズンはバレパンを切っていたりいじっぱりメタグロスが流行ってることもあり、カミツルギでメガメタグロスを上から吹っ飛ばすこともちらほら。
レヒレやグロスに悩まされてる方は是非一度お試しください。意外と強いです。
おまけ
おくびょうカミツルギを効率的に捕獲する方法
■用意
・性格おくびょうのシンクロ要員
・ウルトラボール(もしくはお好きなボール)
・壁役
・個体の確認手段
解説
上二つは割愛。
・壁役
壁役についてですが、細かいこだわりがなければ「削らずにウルトラボールを投げる」でも体感5割くらい捕まるので、用意しなくても基本的には大丈夫です。
オシャボに拘りたい場合など、少し戦闘を継続する必要がある場合は、カミツルギに倒されることのない壁役がいると安心感があります。ウルトラボールを投げてもなかなか捕まらないというミラクルが起こらないとも限りませんので…
レベル60カミツルギの技構成は「エアスラッシュ/みきり/シザークロス/リーフブレード」となっているため、同じくウルトラビーストのテッカグヤに、捕獲時のレベル技「てっぺき」を使用させれば倒される心配はほとんどなくなります。たべのこしなどを持たせるとなお安心でしょう。
・個体の確認手段
具体的には「A210(目標)」「S169(推奨)」となります。
この2つの数値を確認することで、そのカミツルギが理想個体であることが確認できます。
オススメの確認方法は
①「おきみやげを覚えたS168のポケモン」と、
②「ちからをすいとるを覚えたH211以上、S170以上のポケモン」を用意することです。
①について。
Sを168に調整したポケモンを先発させることで、カミツルギが先制した際に「最速である=高確率でシンクロが効いている」ことが確認できます。
自分のポケモンが先制した場合はSにVが入っていないか、補正がかかっていないため、目的の個体である確率がかなり下がります。
「SにVが入っていないおくびょうA21個体」は取りこぼしてしまいますが、目的の個体である確率はSにVが入ってる方がぐっと高くなるので、最速でないことを確認した時点でのリセットを推奨致します。
オススメのポケモンはAベトベトンです。 レベル技でおきみやげを覚える上、タイプ相性に優れる為、すばやささえ何とかすればすぐにおきみやげ要員になれます。
どんなに個体が酷くてもレベル66時点でS実数値112に届くため、スカーフを持たせればS168に届き、条件を満たせます。
②は単純にこのポケモンで「ちからをすいとる」を使用し、「A実数値が210である=
Aに下降補正が入っており、個体値が20or21である」ことの確認を行います。
回復量が「210」なのを確認するために、HPを211以上減らした状態で戦闘を行いましょう。
210だけ減らしてても判断できませんからね。
最速Lv60カミツルギに上から「ちからをすいとる」するためにも、Sを170以上にすることを推奨します。レベルや育て方次第ではHPが211減っていても更にシザークロスやエアスラッシュを耐えることも可能でしょうが、Sを170以上にする方が楽なはずです。
ウツドンはマシェードからの遺伝でしか「ちからをすいとる」を覚えませんが、条件を満たせる一番簡単な個体が「HSVでH252-S184の努力値を振ってレベル63から」となります。
対してマシェードはレベル技でちからをすいとるを覚える代わりに、H・Sともに種族値がウツドン以下なので、条件を満たせる一番簡単な個体が「HSVでS上昇性格、HSに252ずつ努力値を振ってレベル65から」となります。
孵化余りやレベリングの手間と相談して、より楽な方を育ててください。
(書き終わってから気付いたんですが、リーフのいしをケチらないなら当然ウツボットが優秀です。筆者の貧乏性が表れてますね)
とはいえ、準備が面倒であれば②は省いても大丈夫です。
素早さが最速であることを確認すればほぼほぼシンクロは効いていますので、後は「AにVが入らずに個体値が20or21である」ことを祈って数をこなすのも当然有効です。
②を用意しておけばリセットを少し早くできることと捕まえる前に結果がわかることがメリットとなりますので、これもご自身の性格に合わせてストレスが少ないほうをチョイスしましょう。
以上、簡単にですが型紹介と捕獲方法の紹介でした。
素人の記事ですので粗もあるかと思いますが、気付いたことなどあればそっと一声かけてくださると嬉しいです。
何かあれば下記のTwitterかブログのコメント欄にどうぞ。
それでは失礼します。
以下謎のサムネ。
*1:一例です。もっといい振り方はあると思います